近年、旅行者のニーズは「モノ消費」から「コト消費」へ、そして「トキ消費」へと深化しています。
特に手つかずの自然が広がり、酪農や漁業といった一次産業が息づく北海道・道東エリアは、画一的な観光では得られない「本物の体験」を求める人々にとって、大きな魅力を持つデスティネーションとなりつつあります。
企業研修やインセンティブ旅行、あるいは本物志向の個人旅行において「ここでしかできない特別な体験」を組み込みたいというご要望も増えているのではないでしょうか。
しかしいざ道東エリア、特に中標津町のような地域でガイドブックには載っていないユニークな体験を企画・手配しようとすると、多くの旅行会社様が思わぬ壁に直面します。
旅行会社が道東で「特別な体験」を手配する際の「壁」とは?

- 情報の「ありか」が分からない:
魅力的な酪農家さん、腕利きの漁師さん、地域に根ざした職人さん…可能性は無限に広がっていますが、そもそも「誰が」「どこで」「何を提供できるのか」という情報が外部からは極めて見えにくいのが実情です。インターネット検索だけでは、表面的な情報しか得られません。 - アポイントメント・交渉の難しさ:
たとえ魅力的な担い手を見つけたとしても、多忙な一次産業の現場や地域の方々に見ず知らずの外部から突然コンタクトを取り、視察や体験受け入れをお願いするのは容易ではありません。特に日常の仕事場への立ち入りや深いレベルでの交流を求める場合、単なるビジネスライクな交渉だけでは扉は開かれないことが多いのです。 - 「信頼関係」という見えないハードル
地域コミュニティは長年かけて築かれた人間関係と信頼によって成り立っています。特に、観光客向けに開かれていない場所へのアクセスや個人宅への訪問、あるいは普段の生活に踏み込むような体験のアレンジには地域の方々からの深い信頼が不可欠です。一見の旅行会社がいきなりその信頼を得るのは残念ながら非常に難しいと言わざるを得ません。 - 地域特有の慣習・価値観への理解
都市部とは異なる時間の流れ、コミュニケーションの作法、大切にしている価値観が存在します。これらを理解せずに企画を進めると、意図せず地域の方々にご迷惑をおかけしたり、期待したような体験を提供できなかったりするリスクがあります。 - 広域なエリアでの複雑なロジスティクス
道東は広大です。移動手段の確保、無理のない旅程作成、複数の体験場所との連携など、スムーズな手配には地理的な理解と細やかな調整能力が求められます。
これらの「壁」は、決して道東エリアの魅力が低いからではなく、むしろその魅力が「本物」であるがゆえに生じるものとも言えます。
その「壁」、地域に根ざす私たちが解決します!


こうした課題を解決し、旅行会社様が思い描く「特別な道東体験」の実現をお手伝いするのが、私たち株式会社しるべです。
私たちは北海道中標津町に拠点を置き、コワーキングスペース「milk」の運営を通じて地域内外の多様な人々とのネットワークを築きながら、地域に深くコミットした活動(まちづくり事業)を展開してきました。
その過程で培われた地域の方々との強い信頼関係と現場を知る「当事者」としての視点こそが、私たちの最大の強みです。
御社の「現地パートナー」としてできること
- 情報提供
「こんな体験できる?」「あの人に会える?」といったご要望に対し、地域ネットワークを駆使して実現可能性をリサーチし、最適な選択肢をご提案します。 - アクセス交渉
私たちが間に入ることで、通常はアクセスが難しい場所や人へのアポイントメント、体験受け入れの交渉を円滑に進めます。 - 企画・コーディネート
地域の方々の想いと、旅行者様の期待を繋ぎ合わせ、双方にとって価値のある体験プログラムをオーダーメイドで造成します。 - スムーズな手配
移動手段や宿泊、食事など、地域の実情に合わせた最適なロジスティクスをご提案・手配(旅行サービス手配業登録済)。
私たちは、単なる手配代行業者ではありません。道東の真の魅力を理解し、それを最高の形でお客様にお届けするための、信頼できるパートナーでありたいと考えています。
「道東での体験企画、壁打ちしませんか?」
御社が道東エリアで企画・手配を検討されている中で、もし具体的な課題やお悩みがあれば、ぜひ一度お聞かせください。地域に根ざす「しるべ」だからこそ提供できる情報や解決のヒントがあるかもしれません。
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北海道中標津町を拠点に「最果てを、最先端に」をビジョンとして活動。
コワーキングスペース運営を軸に旅行サービス手配業、まちづくり事業など、地域をフィールドとした様々な実験・プロジェクトを展開しています。



